河内長野市で膝に水が溜まる、膝がハレる|病院・整形外科の専門医や近くの整骨院・鍼灸院に通っても良くならなかった方におすすめの整体院
膝に水が溜まる、
|
「膝に水がたまってますね」と言われたことのある方は当院にお越しの患者様にも多いです。
膝に水がたまると、
膝全体がはれぼったく重苦しい感じになり、曲げ伸ばしが不自由になり、内側や後側の痛みが出ることが多いようです。
ある地区で数十年にわたって住民の追跡調査をした研究では、
膝に水がたまったことのある人は膝に水がたまったことのない人より変形性関節症になる比率が高い、
という結果が出ました。
この調査でもわかるように、
異常に増えた関節液は膝に悪さをする「悪い水」ともいえるため、
悪い水が溜まらない状態にしておくにこしたことはありません。
なぜ膝に水が溜まるの? |
膝に水が溜まるのは、
関節内で強い炎症が起きているからです。
膝関節内に炎症が生じると関節液が増加し、
俗に言う「膝に水が溜まる」状態になります。
膝関節内に炎症が生じて関節液が増加すると
関節液の粘ちょう性(粘り気)は低下して、
本来の関節液の機能は失われて、
文字通り「水」のような存在になってしまうのです。
さらに、
「水(本来は関節液!)」が溜まると
関節の袋である関節包が引き伸ばされ、
膝周囲が腫れぼったい重苦しさから、
膝の痛みに変わっていきます。
また、
炎症が続いている間は関節内の「水」は貯留し続け、
痛みなどの症状は治まらないようになるため、
当院では、
ハレて水がたまった関節を診ると、そこに【何らかの異常】が発生したと考えます。
【何らかの異常】を大まかに言うと次の三つです。
① | 軟骨のどこかに傷がついている。 |
② | 関節内で炎症がおきている。 |
③ | 骨を含めて関節のどこかに傷がついて内出血している。 |
さらに細かく説明すると
① |
は、 |
お年寄りの病気である変形性関節症やちょっとした外傷、スポーツのやりすぎなどの【筋力低下やケガ、同じ動作の繰り返し】でおきます。
|
|
② |
は、 |
慢性関節リウマチや痛風、細菌による感染など【自己免疫疾患や感染症】が考えられます。
|
|
③ |
は、 |
骨折や靭帯(じんたい)損傷などの大きな外傷、血友病などの【特殊な病気やケガ】でみられます。 お年寄りの場合、それほど大きな外傷でなくても内出血していることがあります。 |
おわかりいただけたでしょうか?
膝に水がたまるのは結果であって、【何か原因】があるからなのです。
話をまとめると、 膝の水(関節液)は、関節の滑りをよくするとともに、関節軟骨に栄養を与える粘り気のある液体です。
関節液は関節内にある滑膜という膜から産生され、正常では関節軟骨の表面を潤すくらいのわずかな量ですが、変形性関節症や半月板損傷などにより関節の中に何らかの炎症がおきると過剰に産生され水がたまります。
その他に、骨折や靭帯損傷などの外傷、感染、関節リウマチ、痛風、偽痛風などでも膝に水がたまります。
水を抜くと一度は膝が細くなるため、再度水が溜まったときに腫れが顕著に感じられます。
ただし関節内の炎症が残っている限りは水が溜まりやすい環境が続きますので、それが水を抜くと癖になると言われている原因かと考えます。
さらに、正常ではない関節液にはいろいろな物質が含まれていて、関節の軟骨そのものに悪影響を及ぼすことも考えられます。
水を取ったからたまりやすくなるのではなく、もともとの原因が良くなっていないから何度もたまるのです。
ひざに溜まった水を抜くと癖になる? |
「水を一度抜くと癖になるんじゃないですか?」と
おっしゃる方がたまにいらっしゃいますが、
ある意味正解で、
ある意味不正解です。
正確に言うと
膝に炎症がある限りは膝に水が溜まるので、
膝から水を抜いたからクセになるのではなくて、
「膝に炎症が起きる状態を改善しないまま膝から水を抜いても、また水が溜まります」です。
ただし、
「水」が多量に長期にわたって貯留し続けると、関節に悪影響を及ぼします。
膝の炎症による症状に加え、
「水」の貯留による重だるい感じが加わり膝の機能低下が起こります。
膝の機能低下を長期間放置しておくと
膝を動かすための筋力低下が起こり、
膝を動かすための筋量が減り、
膝が不安定になるため、
膝から水を抜くのは
膝に水が溜まることや痛みなどの症状改善のためではなく
『一時的に腫れや症状を楽にして、
水による悪影響を小さくするために水を抜く』
と考えてもらえれば、
膝の水を抜くだけでは繰り返し水はたまるから
膝に溜まった水を抜くと癖になるともいえるのです。
膝を抜いた時は
|
それでも、膝から水を抜きたい方は膝の水を抜いた際には量と色を確認してください。
膝の水を抜いた量は
「膝から水を〇回抜きました」という方は沢山いますが、何㏄水が抜けてかを確認している方は非常に少ないです。
極稀に「注射器で〇本抜いた」とお聞きすることはあっても注射器(シリンジ)の大きさで本数は変わるので、 はじめて膝から水を抜く時には痛みや緊張で何も考えられないかもしれませんが、
『何cc抜けたか?』を確認するようにしましょう。
大まかな目安としては
・10cc以下
・10〜25cc
・25〜45cc
・45cc以上
と量が多いほど炎症が起こりやすい状態となります。
針先で、軟骨のかけらなどが詰まってしまうと水が全然抜けず、実際より少ない量しか抜けない場合も多くありますので、
上記はあくまで大まかな目安ですが
ご自身の炎症の起こしやすさの参考にしていただければと思います。
膝の水を抜いた色は
膝の水を抜いた量と同じで「膝から水を〇回抜きました」という方は沢山いますが、膝から抜いた水の色を確認している方は非常に少ないです。
通常、膝から抜いた水の色は黄色く透明です。
しかし、
炎症・感染・靭帯が切れるなどによって、
水の色が変わってきます。
・黄色で透明 | → | 半月板損傷・軟骨損傷・変形性関節症など |
・黄色で濁りがある (混濁) |
→ | 関節リウマチ、痛風・偽痛風など |
・白く濁りがある | → | 感染・化膿性関節炎など |
・血液 | → | 半月板損傷、靭帯損傷、関節包損傷など |
・油の混じった血液 | → | 関節内骨折(膝蓋骨折・脛骨高原骨折など)レントゲンでは、ズレがほぼなくはっきりしない場合 |
はじめて膝から水を抜く時には痛みや緊張で何も考えられないかもしれませんが、
色の違いによっても、これだけ分かれてきますので、
膝から抜いた水の色を確認するようにしましょう。
膝に水が溜まる病気 |
上記の『膝の水を抜いた時は量と色を確認してください』でもお伝えしたように、
膝に水が溜まる理由には変形性膝関節症やスポーツ等でのケガ以外にも病気によるものがありますので、
膝に水が溜まる病気について少しだけ触れておきます。
●関節リウマチ
手指の痛みが多い関節リウマチですが、膝の腫れが実はリウマチが原因だったという方もよくいらっしゃいます。
関節リウマチは自己免疫疾患のため、膝でリウマチ発作が起これば膝が腫れ、痛み、軟骨がすり減りやすいため変形性関節症になります。
特にご高齢の方ですと、皆さんある程度は変形性関節症が出てきています。
しかし大切なのは変形性膝関節症にリウマチも隠れていることもあります。
ポイントは
① | 何回か膝の水を抜いているのにすぐ貯まってしまう |
② | ヒアルロン酸注射をしているのに膝が良くならない |
③ | 血液検査で炎症(CRP)が出ていると言われた |
などで、 いくつかあてはまるようであれば、リウマチが膝不調の原因の可能性があります。
もし、リウマチが原因であれば、リウマチの治療で膝がよくなりますので、リウマチの検査を受けてみましょう。
※関節リウマチの炎症長期化により筋力が低下している方で 病院での治療と並行して当院が行う運動療法(JTAフラッシュリプロ療法)を行うことで症状の軽減に成功している方もいらっしゃいます。 |
●変形性膝関節症
膝はしゃがんだり、重いものをもって運んだりする際に、大きな負担のかかる関節です。
骨と骨の間には軟骨があって、体が動いたときに、骨と骨が直接ぶつからないように軟骨がクッションのような役割をしています。
しかし、この軟骨も加齢や、使い過ぎなどによる筋緊張のバランスの変化により、正しくない動きをすることで擦り減ってくるため、 軟骨がすり減ってしまって、動くと骨と骨が直接ぶつかって痛み、曲げにくくなってしまうのが変形性膝関節症になります。
※変形性膝関節症は関節リウマチと同様に筋力・筋緊張のバランスが崩れているため。 当院では治療と並行して運動療法(JTAフラッシュリプロ療法)を行うことで変形性膝関節症の根本的な改善に取り組んでいます。。 |
●乾癬性関節炎
乾癬性関節炎は膝の腫れ以外に、頭・肘・お尻などにカサカサした赤い湿疹が出たり、爪が黄色くボロボロしてくるなど関節以外にも症状が出てくることが特徴です。
リウマチのようにCCP抗体やリウマチ因子のような、血液検査で診断できる項目がないため、 皮膚・爪など関節以外の診察と、関節エコーでの関節チェックが診断にとても大切になります。
ただし、乾癬はリウマチで使うメトレートや生物学的製剤がとても良く効きます。
また最近では関節専用の生物学的製剤も続々登場しており、ここ数年で乾癬治療はとっても良くなりました。 治療をすると関節だけでなく、皮膚や爪の症状も良くなりますよ。
●偽痛風
ご高齢の方で、急に膝が腫れて痛くなった時に可能性のある病気です。
痛風は有名で尿酸が関節に貯まって痛みが起きる病気ですが、偽痛風もそれに似ていてピロリン酸というものが関節にたまって痛みを起こしてきます。
痛風に比べて、ご高齢の方に多く、手首・肩・首・膝など大きな関節に起きやすいのが特徴です。
腫れている関節の中にピロリン酸が貯まっていることを、関節エコー検査や関節注射で確認し診断します。 痛み止めや、少量のステロイド剤で良くなります。
●ベーチェット病
ベーチェット病は、口内炎・陰部潰瘍、ニキビ、すねに赤いしこりが出来るなど関節以外の症状がみられることが特徴です。
関節痛は手指に出やすいリウマチと違って、ベーチェット病では足、特に膝関節に痛みが出やすいです。 30才前後の男性に起きやすい病気です。
また眼に症状が出ることもあるので、注意が必要です。
治療は、関節痛以外の症状の程度もみて、痛み止め、コルヒチン(ベーチェット病の飲み薬)、プレドニン、生物学的製剤になります。
膝に水が溜まっている方からよくある質問 |
Q1.温シップ? 冷シップ?
A1.膝に水が溜まっている時に効果的なのは 温シップ? 冷シップ?どちらがイイの?
と言う質問についてですが、 冷感シップは保湿性に優れた基材を使用し、さらにメントールなどの清涼感を加えているため冷たい感じがします。
ただ実際には冷却効果は乏しく、含有している消炎鎮痛薬の効果をメインに作られているもののため、膝の炎症で痛みや熱を持っているときや打撲や捻挫(ねんざ)の手当てに患部を冷やす処置を行うためには、冷感シップでは冷却効果は不十分であり、氷を用いてアイシングをすることが薦められています。
温感シップも同様に温感効果と血行促進効果に期待して慢性の膝痛にはいいですが、急性の膝痛には適しません。
以上をまとめると
冷シップは消炎鎮痛効果に期待して急性の膝痛と慢性の膝痛の両方に使うことができるが、
冷却効果は乏しく、急性の膝痛には氷を用いてアイシングをすることが薦められています。
温感シップも同様に温感効果と血行促進効果に期待して慢性の膝痛にはいいですが、
急性の膝痛には適しません。
Q2.膝に水が溜まっている時に温泉は良いの?
A2.慢性の腰痛と同様、慢性の膝痛に対しては温泉の血行促進効果などによって多くの場合、症状は緩和されます。
ですが、急性の場合は温泉に入ることは症状が悪化する危険性があります。
膝が腫れ、熱感を感じるような急性の症状に対してはアイシング処置をお勧めします。
温泉で温めると、その時は楽に感じても夜間に腫れの増強と同時に痛みが増し、ヒドい目に合うこともありますので、温泉で温めるのであれば時期とお身体の状態にご注意ください!
お電話でのお問い合わせは ☎0721-21-7289
受付10:00~19:00 定休日 水・日・祝・土曜午後
(スマホの方はタップで通話画面につながります)
メールでのお問い合わせは
ココをタップ👆
(お問い合わせフォームにつながります)
当院で膝痛が良くなられたお客様の声 |
(大阪狭山市 60代 女性) ※画像をタップすると動画をご覧いただけます。 |
(河内長野市 70代 男性) ※画像をタップすると動画をご覧いただけます。 |
(河内長野市70代 男性) ※画像をタップすると動画をご覧いただけます。 |
(河内長野市80代 女性) |
(河内長野市30代 女性) |
他にも数多くの方が
当院で膝痛を改善されています。
膝のハレ・水・痛みが気になる方は
今すぐ河内長野こにし整体院へ
お電話ください!
お電話でのお問い合わせは ☎0721-21-7289受付10:00~19:00 定休日 水・日・祝・土曜午後
(スマホの方はタップで通話画面につながります)