「スポーツによる膝の慢性障害」 |
痛み・腫れ・熱感があり、痛みの出る強さの程度により4段階に分けて考えます。
・軽症: | スポーツは可能であるが、その後痛む。 |
・中等症: | スポーツのプレーには支障がないが、途中と後で痛む。 |
・重症: | 常に痛み、プレーに支障が出る。 |
・最重症: | 腱や靱帯の断裂。 |
ランニングやジャンプを長時間繰り返しおこなうオーバートレーニングによって、膝関節そのものより周辺の腱や靭帯に筋肉のはたらきによるストレスが集中して、小さな損傷が生じ炎症が起こることで膝に痛みが生じてきます。オーバートレーニングにより生じるため、使い過ぎ症候群ともよばれます。 スポーツによる膝の慢性障害は軽症から最重症の症状があり、 痛みの出る場所によって大まかな原因の特定がされます。
上記の図の①~④に圧痛が限局していれば、診断可能です。
① 大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)
② 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
③ 鵞足炎
④ 腸脛靭帯炎
スポーツの前にはウォームアップを十分におこない、
スポーツの後にはアイシングを15分ほどおこないます。
使い過ぎ症候群ともよばれているくらいなので、
軽い症状であれば適切なコンディショニングと2週間程度の休養を行えば改善することもあります。
発症しても軽症あるいは中等症であれば適切な処置によりスポーツは続けられるので、適切な処置とコンディショニングによってそれ以上に悪化させないことが大切です。
スポーツによる膝の慢性障害にならないために 選手側が特に注意すべきこと 筋力不足、筋力のアンバランス、骨の成長と筋の伸びとのアンバランス、からだの柔軟性不足、アライメント不良などによって発症するため、 オーバートレーニング、選手の体力や技術に合わない練習、不適切な靴、練習場の整備など各選手に合わせた練習や環境の改善が必要となります。
当院は南大阪で唯一、 膝痛に特化した運動療法(JTAフラッシュリプロ療法)を行うので、 筋力の衰えやアンバランスに対してにも対応できるため、 膝痛の改善から再発予防まで万全の態勢でサポートします。 |
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